メキシコ人は血の中に辛さが流れています。チレはメキシコの食文化に欠かせない存在で、メキシコ全土のありとあらゆる料理に登場します。メキシコカリブ滞在中は、美食の祭典を楽しみながら、リビエラ・マヤでぜひ味わっていただきたい9種のチレで五感を刺激してみてはいかがでしょうか。
9. ピミエント・モロン

ピミエント・モロン。撮影:ガブリエル・フローレス・ロメロ。
すべてのチレの中で最もマイルドで、辛みはまったくありません。爽やかで肉厚、果汁たっぷりで、サラダにぴったり。ここから先は味覚にとってホットな旅が始まりますので、今のうちに堪能してください。
8. チレ・グエロ

チレ・グエロ。撮影:WikiHow。
ここからは辛さを測定する最も一般的な指標であるスコヴィル値に沿って旅を進めます。メキシコには世界有数の「刺激的な」唐辛子が揃っていますが、まずはメキシコ人にとっては優しいところから。チレ・グエロはマヤ文明ではxcatikと呼ばれていました。料理の風味付けに優れ、ユカタン料理でもよく使われます。海外からの旅行者はご注意を——このチレでもすでに結構辛く感じる方も多いのです。
7. 乾燥チレ

乾燥チレ。撮影:セサル・サンティアゴ・モリーナ。
乾燥させて水分を抜いたチレです。乾燥チレの世界には、甘口から辛口まで幅広い種類があり、一般的には粉末にして料理の味付けに使われます。リビエラ・マヤの市場で見かける、糸で連ねた巨大なチレの束は、写真を撮るのがとても楽しくなるはずです。
6. チレ・ポブラノ

ポブラノの詰め物料理。撮影:Nibbles and Feasts。
リビエラ・マヤでの美食の旅では、甘口から辛口まで様々なポブラノを楽しめます。このチレの最も素晴らしいところは、鶏肉、牛肉、チーズなどを詰めて提供されることです…絶品です。お店をしっかり選べば、きっとリピートしたくなるはず!アイデアを得るために、プラヤ・デル・カルメンのおすすめレストランガイドもぜひご覧ください。
5. チレ・セラーノ

チレ・セラーノ。撮影:ソニー・アベサミス。
ソース作りに最もよく使われる、まさに「サルサのためのチレ」です。でも侮ってはいけません。青いもの、赤いもの、生のもの、酢漬け、炒めたもの、焼いたもの、煮たもの…と、さまざまなバリエーションに出会うことでしょう。種を多く残せば残すほど、辛さは増します。
4. チレ・ハラペーニョ

ハラペーニョ。撮影:Jeffreyw。
マリアッチ以上にメキシコらしいハラペーニョは、おそらくメキシコ国外で最も有名なチレでしょう。多くの外国人にとってはすでにかなり辛いチレですが、メキシコ人にとってはまだスケールの半分にも達していません。リビエラ・マヤには、まだまだ辛いチレが待っています。
3. チレ・チポトレ

チレ・チポトレ。撮影:Wikicommons/Badagnani。
辛いものが好きな人には、ここからが至福の時間です。チポトレは非常に風味豊かなチレで、品種によっては有名なタバスコソースの原料であるタバスコチレをも凌ぐ辛さです。ソースや缶詰で販売されているのでお土産にも最適で、特に肉のマリネによく使われます。チポトレの酢漬けは格別です。
2. チレ・ピキン

ピキン。撮影:Animextli。
ここから本格的に辛さの話に入ります。チレ・ピキンは、辛党の味覚にとって忘れられない体験となるでしょう。もちろん、メキシコには多くの辛党がいます。ピキンは単一の品種ではなく、小さく丸い、強い辛みを持つ多様なチレの総称です。最初は緑色で、熟すにつれて赤く変わっていきます。強烈でキレのある風味をいつでも楽しめます。期待を裏切ることはありません。
1. ハバネロ

ハバネロ。撮影:エリック・チャフィー。
間違いなくチレの王冠に輝く宝石です。ハバネロは辛さの王者。とにかく辛い。本当に、とてつもなく辛いのです。有名な辛さのスケールで比較してみましょう。ハラペーニョはスコヴィル値2,500~5,000。カイエンペッパーやチポトレの一部は30,000~50,000。ピキンは最大100,000に達し、これはもうかなりのレベルです。そしてハバネロはスコヴィル値350,000にも達します。正直なところ、慣れていない味覚には強烈すぎる体験になりかねません。
ハバネロはユカタン半島を代表するチレで、毎食、さまざまな形で食卓にのぼります。風味と辛さを兼ね備えたハバネロ。どれだけ食べるかは、あなたの味覚と耐性が教えてくれるでしょう。
リビエラ・マヤを訪れた観光客が、ハバネロに慣れたメキシコ人と辛さ耐久力を競う場に居合わせたことが何度かありますが、結果は外国人にとってあまり楽しいものではありませんでした。この素晴らしい食材を使ったメキシコ料理の数々をぜひ楽しんでください。ただし、やりすぎにはご注意を。